おはようございます
インストラクター竹村です

先週、初めて男子シニアのトーナメントの観戦に行って来ました。
場所は、「裾野カントリークラブ」
トーナメント名は、「ファンケルクラシック」

移動手段は、公共機関の「電車」
三島駅からの無料シャトルバスで現地に向かいました

今回のトーナメントには、前巨人軍監督の原氏が参戦。
ニュースでは「辰則渋滞発生」が報道されていました

1番ギャラリーを引き連れていたのも原氏。
ゴルフのトーナメントですが、今でも人気は健在でした。
私の幼少時代のファンも原氏でしたので、歩く姿は久しぶりにドキドキしました

さて、プレーヤーの話しに戻しますが、シニアトーナメントは50歳になった瞬間から参加できるトーナメントです。今大会からは「伊沢選手」が初参戦で話題に。初日は、トップにたっていました。今回の優勝は、今年5勝目を飾った「マークセン選手」。レギュラーでも活躍されていますし、レギュラーのトップ選手の賞金額よりもシニアで稼いでいるとの事。本当にすごい選手だと思います。

今回の観戦目的は、BSGAのアドバイザー「倉本選手」。
PGAの会長を兼務しながらの参戦は大変だと思います。
スイングを拝見しましたが、余分な力の抜けた素晴らしいスイング、ショットでした。

他の選手のスイングも同様、無駄に力の入っていないスイングで効率よく飛ばしていました。
必死になってスイングしている姿は見えませんでしたね。

ゴルフは遠くに飛ばしたくなるので、どうしても力を入れた方が飛ぶような気がしてしまいます。
フルスイングを目一杯振る事だと思っている方が多いようです。
テキストには「クラブ本来の飛距離を得るためのスイング」と明記されています。

フルスイングのふり幅の目安は11時から1時のふり幅。
①背中が目標を向くように身体を捻り
②下半身の先行動作で腕・クラブが引っ張られ
③体の回転で一気に振りぬく
がフルスイングのイメージです。

腕に力を入れないわけではないですが、必要な分の力をいれつつあくまで回転に合わせて振っていくイメージかと思います。このあたりは、テキストの「腕と体の同調」に書かれています。

結論は、目一杯力を入れたスイングの練習だけではなく、50%ぐらいの力、70%ぐらいの力などいろいろな力加減で練習し、自分がバランスよく振れる力加減を練習しておいてほしいという事です。例えば、当たったら池に届いてしまいそうな時、少し力を抜けば池まで届かないな、というような判断ができるようになります。

あとは、向かい風の時に少し力を抜いてスイング出来れば、スピン量が低く抑えられ風に影響されにくくなることもあります。色々な事が出来る様になると、ゴルフの楽しみ方が広がります。最初は上手くいかないかもしれませんが続けていく事で出来るようになっていくと思います。各自練習して頂き、いろいろな力加減で打てるようになったらインストラクターに是非披露してくださいね。