こんにちは
インストラクター竹村です

今週は、暖かい日→寒い日→暖かい日と忙しい気候・・・今日は暖かく感じます

寒いとなぜ飛ばないか?ご存じですか?
ゴルフをされている方に、1年中同じクラブで同じ飛距離がでないといけない
と思っている方がいらっしゃいます。プロゴルファーの試合は、寒い時期には暖かい所での試合を行うことが多いためそのように感じてしまうのかもしれません。

では、暖かい日と寒い日でなぜ飛距離が変わるのか?理由はいろいろあります。
まず着用する洋服の枚数が多いこと。多いと体が動かしにくく感じると思います。夏のポロシャツ1枚と冬のダウンジャケットを着た時を比べれば、体をうごかしにくいのは想像できるかと思います。1枚着ると、ヘッドスピードが1m/s落ち、5ヤードぐらい飛ばなくなるとも言われています。

次に、気温が低いと筋肉が縮まり筋肉を伸ばすのが難しくなったり、関節の可動域が狭くなったりするため捻転が不足がちになるからです。暖かい時のイメージで体を捻っても思うように捻れず、切り返しのタイミングが速くなってしまい、おのずと芯に当てるのが難しくなってしまいます。他にも、ボールが固くなるので温めると飛ぶよ、なんて言われたりしますがいろいろと要因があると思います。

簡単に言えば、たくさん洋服を着ているので体が動かしにくくヘッドスピードが下がるので飛ばなくなりやすい、といったところだと思います。そのため、暖かい時と寒い時で飛距離が違うことを考慮し、クラブ選択をしないといけなくなります。寒い時のゴルフは、飛ばなくなったなぁ・・・と落ち込むのではなく、あ、この時期は〇番では○○ヤード飛ぶんだな!と把握してくださいね。