こんにちは。
インストラクター竹村です。

日曜日に大相模CCでクラスアップ会を行いました。クラスアップ会は自分のクラスから次のクラスへのステップアップを目指してスコアを付けてのプレーになります。Aクラスの方は9ホール60台でプレーできると次のBクラスへステップアップ、Bクラスの方は50台でCクラスへステップアップすることができます。今回の参加者は全員Aクラスでしたので60台を目指して頂きました。

スタート前にはプレーの目標についてお伝えしました。各ホールの目標はパー(規定打数)の2倍。そこまでで1ホール終えると9ホールで72打になります。その中で3ホールを1打ずつ減らすことができると69打になります。本日は、各ホールではパーの2倍数えた時点でボールをピックアップする事をお伝えし、パター練習へ向かいました。(後続の組に迷惑を掛けないため)

練習グリーンでは、まず始めに自分が自然に5歩歩いた距離から目標に寄せる練習をして頂きました。目標までの寄せる目標はパターの長さ1本分。そのためにはふり幅を揃えることと、リズムを一定にすることを心掛けて頂きました。5歩ができるようになった後は10歩です。目標はパター2本分に寄せる事。みなさんはとても上手で10歩もパター1本分まで寄せることができるようになっていきました。そのあとは、近い距離からカップに当てる練習をして頂いてからスタートしました。

会場の大相模CCはアップダウンのあるゴルフ場になります。ティーイングエリア以外はほとんど傾斜です。平らに見えても少し傾斜している場合もあるので比較的難しいいかもしれません。傾斜の基本は①クラブを短く持つ②コンパクトに振る③傾斜に対して軸を垂直にするの3つ。あとは膝を曲げたままフィニッシュすること(構えの膝のゆとりをキープ)。そうすることでミート率があがります。普段フィニッシュでは右足がつま先立ちになるまで体を回して頂くことが多いので難しいようでした。傾斜と平らな練習場の違いを知る必要があります。普段の練習でも傾斜マットや片足1本ドリルで練習しておくとコースでもできるようになっていくと思います。

練習場である程度上手く打てるようになってきた後は、本番を想定した実践練習が必要になっていきます。傾斜を模した傾斜マットを使って構え方を学んだり、ラフマットを使って長い芝の上からのショットを練習したりしましょう。やっておくだけで本番で焦らずに困難も突破できるようになると思います。