こんにちは
インストラクター竹村です

今週は、神奈川県で女子のトーナメントが開催されています。悪天候のため、中断していたようですが無事に開催されているようです。男子は現在鹿児島です。先日の大雨のため3日間での開催になったとのこと。現地の方はいろいろと大変だと思いますが、安全にプレーも観戦も出来ることを祈っています。

海外では男子では松山選手、女子では畑岡選手が好スタート。それぞれ7アンダー、8アンダーとすごいスコアですが、さらに良いスコアの9アンダー、10アンダーの方がいるようです。プロのトーナメントで上記のようなスコアが出るのはプロの技術の向上なのでしょうね。週末の良い結果報告が今から楽しみです。最近はバスケット、メジャーリーグ、テニスと海外での日本人選手の活躍が連日放送されています。ゴルフでも吉報を期待しましょう。

今月のパター練習では、1.5メートルぐらいのゴムひもを輪っかにし首からぶら下げる振り子先生を使用して頂いています。練習の目的は、振り子の感覚をつかむこと。腕と肩と手首で作る5角形(または3角形)の形をストローク中保ち、首の付け根を支点とした振り子の動きを体に覚えこませます。

手首を使わないようにする、という事は自分でのチェックが中々難しいと思います。それを解消するのがこの「振り子先生」です。作り方は簡単です。100円ショップで裁縫で使うゴムひもを購入。3~4メートルぐらいの長さのものを私は用意しましたが、なんでもOKです。そのゴムを1.5メートルぐらいにして、輪っかを作るだけ。スクールではストッパーを使用していますがなくてもOKです。ストッパーがある方は輪っかに一つ付けてください。首にかけた時の首側にストッパーがあるようにかけ、長さは調整してください。ストッパーがない方は、結んで調整してください。

あとは左手の親指にゴムをひっかけて、クラブを握った時に少しテンション(突っ張った感じ)がある状態にします。このテンションをキープする練習です。ゴムが伸びたり縮んだりするとダフリまたはトップがしやすいです。連続で素振りをすることでテンションをキープする感覚が出ると思います。感覚が分かるまでは個人差があると思いますがわかるまで繰り返してみてください。わからない、という方は力が入りすぎているかもしれません。

この振り子先生、スクール生の方からは「自分でも作ったよ」「良く考えたね」などの言葉を頂いています。こういった道具は基本の確認になります。なんか調子悪い時、日頃の基本のチェック、良い状態かどうかの確認、などに使用してほしいです。最後は自分の感覚になりますが、時々道具でのチェックも行い、良い状態を体に覚えこませて欲しいとおもいます。